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技術職

研究・技術開発、製品開発、デザイン、生産管理など。

研究・技術開発のモデルケース


自動車部品メーカーで電気自動車事業の開発を担う

自動車部品メーカーで電気自動車事業の開発を担う

陳浩宇さんは、中国の大学で電子工学を学んだ。卒業後に来日し、専門学校で日本語を学び、N1認証を得た。日本の大学院に研究生として採用され、半年後には正規の学生となって、日本人と一緒に研究し、修士号を得た。

大学院卒業後は日本人と同じ枠で中堅の機械メーカーに就職し、技術開発スタッフとして勤務した。待遇には満足していたが、よりよい仕事があればとN1クラブに登録していた。5年ほど勤めた後、大手の自動車部品メーカーで、電気自動車開発を担う技術者を探していると連絡があった。年収が3割アップするだけではなく、グローバル企業で最先端の分野に携われることに魅力を感じた。

職場は外国人が半分ほどで国際的な雰囲気がある。また、日本を代表する自動車メーカーの技術者と共同で開発をしており、競争相手も世界のトップメーカーたちだ。最近、社員割引でグループ会社の自動車を買った。会社への愛着が湧いたのは初めての経験となった。


生産管理のモデルケース


メイド・イン・ジャパンを守る

メイド・イン・ジャパンを生産管理で守る

ニコラス・サトウさんは日系4世だ。サンパウロの工業高校を卒業すると、両親が働く日本にやってきた。2年間、専門学校で日本語を学んだ。大学に進学したかったが、弟と妹の学業を支えるため、従業員20人ほどの零細工場に就職した。ニコラスさんは職場では機械操作の毎日だったが、帰宅後や週末には日本語学習を続けた。25歳の時に念願のN1認定を得たので、N1クラブに登録してみた。すると、すぐに条件の良い仕事が紹介された。

転職したのは従業員数200人ほどの会社だった。仕事内容は、それまでの機械操作と違って、現場主任として生産とスケジュールを管理するようになった。仕事の範囲が広がったことで、メイド・イン・ジャパンを守っているという責任感も感じるようになった。

零細企業との大きな違いとして、会社の制度がしっかりしていることがある。残業規制や有給休暇取得も奨励された。福利厚生も充実していて、提携しているリゾートを家族で使うことができる。年に1回の社員旅行も楽しみだ。

日本語が堪能になることで、こんなに生活が良くなるのかと驚き、弟と妹だけでなく、同胞たちにも日本語学習の重要さを説いて回るようになった。「まるで日本語宣教師のようだね」と言われることが嬉しい。


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